禁煙成功記録~最後は禁煙外来「チャンピックス」~

健康

1回目の禁煙失敗 ニコチンパッチ

2008年1回目の禁煙を試みます。 理由は経済的負担を軽減したからというものでした。 当時私は1日20本前後喫煙していました。 食後の1服と寝起きの1服は最高の幸せを感じていました。 当時「禁煙セラピー」という本が大ヒットし、私も読んでみました。 だが効果なし・・・そこでニコチンパッチをやってみたのです。 私が購入したのが一般的にドラッグストアなどで市販されているニコチネルパッチというものです。ニコチネルパッチは他のパッチ同様、ニコチンを口から摂取するのではなく、皮膚から摂取し習慣化から遠ざけて徐々に摂取するニコチンを減らしていくというものです。 ニコチネルパッチはおおよそ以下の段階を踏んで禁煙します。


①「ニコチネルパッチ20」を6週間貼付
  →1枚あたりのニコチン含有量:35mg ・24時間あたりの供給量:14mg
②「ニコチネルパッチ10」を2週間添付
  →1枚あたりのニコチン含有量:17.5mg ・24時間あたりの供給量:7mg


パッチを起床時から就寝時まで添付します。 「20」と「10」の違いはパッチの大きさになります。皮膚からニコチンを摂取するため、「10」は「20」の半分の大きさと思ってください。単純に小さいだけです。後述しますが、私は「20」が余ったためハサミで半分にして使用していました。 メーカー推奨通り使用すると金額にして大体20,000円程度です。 使用感ですが、パッチ自体にニコチン臭があります。人によっては少し不快感があるかもしれません。私の場合は許容範囲でした。 上腕部に添付し、数分から十数分するとじわじわ何か体に入っていく感覚があります。 特に喉元の方が喫煙していないのに満足感がみなぎってきます。 「これは行ける!」と思いました。半日もすると顔や手のひらなどの皮膚からニコチン臭が若干感じられました。 私の場合は使い始め当初は副作用も感じなく順調でしたが、2週間後くらいから頭がくらくらしたり吐き気がしてきました。 そこでニコチネルパッチ20を半分にハサミで切って使用することにしたのです。 結果副作用を回避することができました。貼付したまま就寝しないよう注意書きがあるのですが何度かつけたまま寝てしまい、つけたまま寝ると深い眠りにつけていないような感覚がありました。

20を2週間、10(ハサミでカットしたものを含む)を6週間続けました。 推奨添付期間8週間は吸いたい欲求もほとんどなく順調に禁煙できました。 ここから最終段階ニコチネルを使用しないで禁煙です。 ニコチネル未使用初日は難なく過ごすことができました。「これは行ける!」 ただ、何日か過ごしていくうちにやはり吸いたい気持ちが芽生えてきます。 そりゃそうですよね?口からニコチンを摂取していなくても皮膚から摂取してたんですから・・・ ニコチンパッチの禁煙成功率は20%~35%くらいといわれているようです。

1週間後遂にその日が訪れます。 仲間内で焼肉屋で飲み会です。周りの半分は喫煙者です。 飲み会終了後帰路についている途中で猛烈に喫煙欲求にかられたのを今でも鮮明に覚えてます。 コンビニでたばことライターを買って吸ってしまいました。 「う、う、うめぇ~!」頭がくらくらなり、たばこを吸い始めた当初の少し苦い懐かしさとともに、ニコチンで脳が満たされる最高の気分だったと記憶しています。 ただ、罪悪感も強くこの時は1本吸ってライターも残り19本も捨てました。 これが1本お化けというやつですね・・・ 翌日には2本、翌々月にはそれぞれ食後に1本と日に日に本数が増えていきました。 1週間後には元の20本にあっさり戻ってしまいました。 この後おおよそ1年後、2回目のニコチネルパッチで禁煙も試みるも全くと言っていいほど同じ末路をたどりました。 2回目で分かりました。ニコチンパッチ終了後の1服は最高だと・・・ ニコチンパッチはつけている間は禁煙することが容易です。 よく手持無沙汰が・・・の理由の方でしたら成功できるかもしれません。 私にはダメでした。

3回目の禁煙 禁煙外来「チャンピックス」

満を持して3回目の禁煙を決意しました。 今回の禁煙理由は以下です。
・子供が生まれた
・上長が大のたばこ嫌い
・喘息と診断された 今度こそはと2014年5月禁煙外来にいきました。 処方されたのはチャンピックスです。 チャンピックスの服用期間は12週間です。 2週間ごとに診察し処方してもらいます。 この時呼気チェックを行い一酸化炭素量をチェックします。 初回診察時以降でニコチン依存と診断されれば処方されなくなり、一定期間保険適用が受けられません。

チャンピックスの服用方法
①禁煙開始日の1週間前から服用開始
・1日~3日まで1日0.5mgを1回食後に服用 ・4日~7日まで1日0.5mg朝夕各1回食後に服用 ※7日までは並行して喫煙OKです。
②完全禁煙開始
・2週目~12週目まで1日1mg朝夕各1回食後に服用

パッチやガムはたばこからニコチンを摂取する習慣を置き換えるものでニコチンは摂取します。 これに対しチャンピックスはニコチンではなくニコチンに似た物質を脳に放ち満足感を与えて習慣化を抑制するものです。 チャンピックスのホームページにわかりやすい仕組みが掲載されているので参考にしてください。
①のチャンピックス服用と喫煙の並行期間ですが、服用量が最も少ない最初の3日は若干たばこがおいしくないなと感じる程度でさほど違和感はありませんでした。 4日目~の服用量が倍になった時たばこを吸った時の満足感が得られなくなりました。 なんていうか、ニコチンが体に吸収されずただぷかぷか煙を出し入れしている感覚です。 ただ、これも5日目には「こんなものか」となれて普通に習慣化していきました。
8日目いよいよ完全禁煙です。 私の場合は副作用もなく無理せず禁煙ができました。 人によっては吐き気が強く断念する方もいるようです。 私の気づいたパッチとの大きな違いですが、それは頭から「たばこ」が薄れていったことです。 私の場合パッチの場合どうしても8週間たばこがあたまから離れず、常に「たばこやめれてる」とたばこが頭にあったのです。 これに対し、チャンピックスは2週間を過ぎるころには自然と「たばこやめてる」と思うことが少なくなりました。 ファイザーのホームページには服用期間を長ければ長いほど禁煙成功率がたかいとうたってます。 私は次第に飲み忘れが増えて自然と8週間ほどでやめることができました。 恐らく診察代込みで12,000~15,000程度で済んだのではないでしょうか。 因みにその後も禁煙に成功しており、吸いたい衝動にかられることもありません。

禁煙によって得られた幸福感

禁煙する際にデメリットだなと感じていた点はいわゆる「ヤミニケーション」が取れなくことです。 これは喫煙者は自然と喫煙ルームに集まって会話を楽しんだり、ビジネス上の情報交換ができたり、初対面の人とも仲良くなれるメリットです。 ただ、禁煙して感じたことですがこれは必要がないですね。 だって現在喫煙者の数は相当すくないですからね。 匂い、時間、場所、お金・・・禁煙したメリットは計りしれないです。 今では完全な嫌煙家になってしまい喫煙者からは煙たい存在です。

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